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【東京モーターショー2017】 BMW、マツダ、レクサス、トヨタ、ダイハツの注目モデル!

更新日:

2017年10月28日㈮〜11月5日㈰まで一般公開される東京モーターショーへ早速行って参りました。 一般公開は28日からですが、その前日、27日㈮のプレビューデー(限定2万人)の特別公開日に参戦!

一般公開チケットが1,800円のところ、プレビューデーチケットは3,500円とほぼ倍額となりますが、その価値は充分にあり!会期中は平日でも混雑が予想されるだけに、じっくり見たい派には断然プレビューデーをオススメします。 あんなクルマやこんなクルマ、憧れのあのクルマまで。近くで見て触って乗り込んで、しっかり堪能させて頂きました。

各メーカごとに写真を交えて気になるクルマをピックアップ!

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BMW

まずはBMWブースから。

M5

ドドンとM2、M4、そしてアジアプレミアとなるM5が鎮座していました。Mのトリコロールカラーがカッコイイ!!洗練されたブース造りです。

ショーのメインストリートから見るとこちらは裏側となりますが、ちょうど入口に面していることもあって、迫力あるブース構えでした。

そのアジアプレミアとなるM5↓

5シリーズの超ハイパフォーマンスモデル。 スリーサイズは既存の5シリーズセダンとほぼ変わらないものの、

  • 4.4L V型ツインターボ
  • 最高出力 600ps
  • 最大トルク 76.5kgm
  • 0−100km 3.4秒

というスペックを誇ります。お値段はなんと1,703万円から(!)とのこと。1,703万円からってことはオプション盛盛のショーモデルは1,800万、いや1,900万円ほどの代物かもしれません。

レクサスのフラッグシップ、LSよりたけーぞ!!

庶民には手が届かないどころか、お目にかかることすら難しいのではないかと言うモデルです。

エストリルブルーよりもう一段濃い目の濃厚なブルー。その名も「フローズン・マリナ・ベイ・ブルー」というM5専用色だそう。いやはや素晴らしくいイイ色です。

新型X3

そしてMシリーズの隣に並んでいたのが間もなくディーラー店頭にも並ぶであろうフルモデルチェンジを果たした新型X3。こちらもアジア初公開、アジアプレミアです。

展示モデルは「X3 xDrive 20d Mスポーツ」。エストリルブルーによく似ていますが、カラーは「ファイトニック・ブルー」とのこと。

車両本体価格は¥7,100,000、そこにオプション盛盛で展示車のお値段は¥8,187,000!

こちらは頑張ればもしかしたら手が届くかもしれません・・・。XシリーズのMスポーツモデルはどうも逆に野暮ったくなって好きじゃないんですが、新型X3のMスポーツは中々良い感じ。

以前X1 18dを試乗しましたが、SUVとは思えないハンドリングと安定感に驚嘆しました。上位クラスのX3もそれに輪を掛けて素晴らしいクルマに仕上がっているはずです。絶対試乗する!!

【BMW X1 18d試乗】こんなに走れる楽しいディーゼルSUVだとは!

FF化したX1でこれだけの出来栄えですからね、FRベースのX3ではどんな走りをするのか想像するだけでも楽しみです。

サイドビューも素敵。前モデルを踏襲しながらもさらに洗練された印象です。

恐らくオプションであろうレザーシートが美しいインテリア。X1だと少々安っぽさを感じる部分もありましたが、さすがにX3ともなると高級感が凄まじいですね。スイッチ類の配置もBMWの基本レイアウトをベースに各部に装飾が施されて、高級感を演出しています。

i8

おなじみi8ですがこちらはなんと全国で4台かぎりの超限定車「BMW i8 Protonic Frozen Yellow」です。

お値段なんと・・ ¥22,980,000

・・・家が買える値段ですね。

通常のi8が¥20,340,000ですからそれに更に260万円上乗せされたのがこのProtonic Frozen Yellowバージョン。

確かにここまで派手だとかなりカッコイイ。

近くに寄るとわかりますが、黄色の部分の塗装がマットなんですよね。

当記事の最上部アイキャッチ画像でも使った760Li、後述するZ4コンセプトもそうですが、BMWはマット塗装がお好きなようで。

マットな部分と黒の光沢部との対比が美しく官能的でした。 i8は何と言ってもこのリアの切れ込みがポイント。絶望的に洗車しづらそうですが、しかし近未来感は満載です。この切れ込みに惹かれてリアばっかり撮ったみたいでサイドとフロントの写真がゼロだったのが残念・・・

Z4コンセプト

さて、ぐるっとメインストリート側に回ると注目のコンセプトカーが2台お目見え!

まずは右端にチラッと見える「Concept Z4」から。こちらもアジアプレミアです。 まもなくフルモデルチェンジとなるZ4、一応「コンセプトカー」扱いですが、このデザインを踏襲して市販化される事が予想できます。

噂では次期トヨタ・スープラとプラットフォームを共用するらしいですが、その姿がこちら↓

得意のマット塗装で登場です。現行モデルよりも格段に大きくなっている気がします。

実際に動く車両なのか定かでは無いですが、やはりまだ作り物感がスゴイですね・・。まさかクレイモデル?

ホイールもどこか嘘っぽい・・・。 そういうものだ。と言われたらそれまでですが、やはりコンセプトカーはどこか物足りなさを感じますね。詰めが甘いと言う造り込みが甘いと言うか、、、市販モデルの方が圧倒的に輝くものがあります。 「クルマ」と言うよりは「CGモデルを立体化した」ような。。

現実感がありません。

コンセプト8シリーズ

同じくアジアプレミアとなるConcept 8シリーズ。

大型スクリーン前に鎮座するカタチでディスプレイされた8シリーズ。今回のBMWブースのメインとしての扱いのようです。

BMWは偶数シリーズがクーペモデルですが、既存の2、4、6シリーズに加え更に8シリーズを追加(正確には復帰)する目論見のようです。6シリーズでさえ1,000万オーバー、M6ならば1,800万円クラスです。

それを上回る8シリーズともなれば標準モデルで一体いくらになるのでしょうか。M8となれば確実に2,000万円超え、BMW史上最高価格(?)かもしれません。いやはや恐ろしい。こちらも市販化を見据えたコンセプトカーでしょうから、早く市販モデルを見てみたいですね。

搭載されるエンジンなど詳細はアナウンスされていませんが、BMWのフラッグシップを誇る驚愕のスペックでデビューすることになるでしょう。試乗するのも敷居が高い代物になりそうですが・・・是非乗ってみたい。いやしかし日本国内でそのスペックを存分に発揮して走るなんて到底出来なそう。。

コンセプトカーにつき、お触りNG、乗車もNGでしたがコンセプトZ4にも通ずるリアデザインです。「次世代のデザインアイデンティティーはこうなるよ」という事ですね。 個人的にはちょっと未来感が強すぎる印象。コンセプトカーとは言え、もうちょっと堅実な印象を持たせてもいいんだけどなぁ。

BMWまとめ

他社ブースのようにステージがあるわけでもなく、ショーがあるわけでもなく、淡々と、しかし堅実にブランドラインナップを魅せたBMW。2台のコンセプトカーについても市販化を見据えた現実的なショーモデルという位置づけで、よくある浮足立った印象は皆無。これと言った新しさはないものの、地に足の着いた印象でしたね。

もうすぐ市販版ワールドプレミアを迎えるX2のコンセプトカーも見たかったけど、、残念ながら展示は無し。

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マツダ

続いてマツダブースへ!

国産で今最も勢いのあるメーカー。ヨーロッパメーカーが盛んにEVシフトするのを横目に新しい内燃エンジンを開発中。近年のデザイン戦略も成功してブランド力がぐっと向上してますよね。 「走りの楽しさ」への特化を打ち出し、なんとなくBMWのイメージと重なります。

「FR化して高級路線狙い」なんて噂も飛び交ってますが、BMWが1、2、X1、X2をFRからFF化した中で逆にマツダがFRにシフトしていけばコアなクルマ好きにはかなり刺さると思うんですがどうでしょう。

SKYACTIV-X エンジン

さて、まだリリースされたばかりの新たなプラットフォーム戦略、SKYACTIV-Xの心臓となる噂の新エンジン展示がブースの片隅で行われていました。やはりかなりの注目度で、仕事関係の方々を中心に中々の賑わいです↓

ディーゼルエンジンの様に、圧縮着火する世界初のガソリンエンジンで、ディーゼル並の力強いトルクとガソリンの馬力を併せ持つ夢のエンジンだそうな。

EV化が加速する潮流の中でこんな面白そうなエンジンを開発してくる辺り、マツダは考えてる事が他とひと味もふた味も違う。

いよっ!マツダ!面白いぞ!

魁コンセプト-KAI CONCEPT

そのSKYACTIV-Xエンジンの隣にいたのが魁コンセプト。マツダのコーポレートカラーとなりつつあるソウルレッドをまとった2ドアハッチバック。

現行のグリルデザインを踏襲しながらもより開口を大きくとったアグレッシブな顔つきです。うむ、中々カッコイイですなぁ。

SKYACTIV-Xエンジンのテスト車両がアクセラスポーツという事もあり、恐らくこの魁コンセプトは次期アクセラスポーツでしょう。という事はSKYACTIV-X第一弾もアクセラスポーツという事?

その辺りをマツダの説明員の方に振ってみた所、名言は避けられましたが「お考え頂いてる通りでよろしいかと・・」といった返答。ほぼほぼ正解みたいだ。

どことなくノーズが強調されている気がするんだけど・・・もしかしてFR??

次期BMW 1シリーズがFF化した事で「FRコンパクトハッチ」絶滅の日が刻一刻と近づいています。そこで次期アクセラスポーツがFRとなってデビューしたら世界唯一のクルマになるんだけどなぁ。ならないかなぁ。

新エンジン、そして新シャシーがハッチバックからスタートするなんてハッチバック乗りの端くれとしては嬉しい限りだ。にしてもカッコイイなぁ。

マツダのエンブレムが付いてるからマツダだと分かるだけで、ここにBMWが付いてたら完全にBMWに見えるよね。

ヴィジョンクーペ-VISION COUPE

もう1台のコンセプトカー、マツダ・ヴィジョンクーペ。市販予定モデルのコンセプトカーと言うよりは今後のデザイン方向性(ヴィジョン)を示すスタディモデルという事らしい。

リアはちょっとアメ車チック。マスタングみたいな尻上がり感。

ただ単にスタイルをよく見せるためなのか、はたまた意図があるのか。異様にロングノーズ。

さっきの魁コンセプトよろしく縦置きFRユニットが載ってもおかしくない位ノーズを強調しているなと。

やはりFRベース化の噂は本当なのだろうか。 その辺りを再び説明員にぶつけてみると・・・「そこら辺はまだお答えできないもので・・・ご想像にお任せします」とのこと。怪しい・・・。

このビジョンクーペが市販されるとしたらアテンザの更に上位に位置づけられるクルマになるはず。高級路線が本当なら600万〜800万円のマツダのフラッグシップ、といった所か。

有りだと思う。

マツダまとめ

その他にも主力のCX-5、CX-5と似すぎのCX-8、ロードスターRF、デミオなどなど。2台のコンセプトカーと現行ラインナップが展示されたマツダブース。

他社メーカーブースには必ずあるEVが1台も無いのが逆に今のマツダの強みか。

EVよりも内燃機関。自動運転よりドライブの楽しさ。

EVは提携するトヨタに任せておいて、ウチは独自の技術を磨きましょ。ってな具合だろうか。ここにきて新内燃エンジンの開発ってのがイイよね。 デザインと走りで、ブランドイメージの構築が着々と進んでいる印象を持ちました。SKYACTIV-X、楽しみだなぁ。

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