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BMWの登録済み未使用車は断然お得!安く乗りたければ要検討。

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BMWといえば国産車より明らかに高いイメージがありますよね。

実際、定価の時点でかなり高額なのは確かなのですが、しかし買い方次第ではかなり現実的な値段で手に入れる事が可能です。

私自身もそうだったのですが、ほぼ新車同然の車体を新車で買うよりも100万円以上安く手に入れる事が出来ます。

ポイントはずばり、

登録済み未使用車を狙え!です。

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BMWに安く乗るなら新車よりも中古よりも未使用車。

登録済み未使用車とは?

各自動車ディーラーはメーカーから(輸入車ならば仲介人であるインポーターから)クルマを仕入れ販売していくわけですが、そこには当然ノルマというものが存在します。

そのノルマ未達を防ぐべく、ディーラーが講じる苦肉の策が未使用車として世に送り出されることになります。

「いついつまでに〇〇台の販売実績を稼がなくてはならない」そんなノルマが未達の危機にある場合ディーラーはどうするかと言うと、自らで販売する新車を買い取り、ナンバー取得=登録を済ませた上で中古車市場に流すわけです。

ナンバー取得=登録を済ませた段階で販売実績としてカウントされるので、あとは中古車市場に流し何割かの資金を回収する。

メーカーやインポーター側にしてみればある種の不正行為そのものですが、しかしクルマにとっては何の罪もなく、消費者側にとっても生唾もののお得な未使用車が出来上がる訳です。

カーセンサーなどの中古車情報サイトで検索を掛け、「走行距離が低い順」に並び替えるとわんさか出てきますが、未使用車の特徴はとにかく走行距離が少ないこと。

10kmや30km、多くても100kmいかない場合がほとんどでしょう。それでいて値段は新車よりも100万円以上、モデルによっては200万円以上安い場合が多く、ほぼ新車が大幅値引きの大セールで売られているようなものです。

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BMW未使用車の価格実例。

販売台数実績を稼ぐ。というディーラーの目的上、未使用車はエントリーモデル等、比較的低価格のモデルほど多く出回っています。価格が安い方がディーラーとしても限られた予算で多くの台数を購入出来ますからね。

BMWで言えば、1シリーズ、2シリーズ、X1、X2あたりに多い傾向があります。もちろん探せば上位モデルにもちらほら未使用車は出てきます。

その実例としていくつか紹介します。

BMW 1シリーズ未使用車

BMW 118d Mスポーツ Edition Shadow

  • 走行距離 17km
  • 車検 2年8ヶ月付き
  • 車両定価 407万円+オプション19万円=426万円
  • 本体価格 325万円

F系1シリーズ 118dのモデル末期となるEdition Shadowはいわゆるオプションてんこ盛りの特別仕様車。さらに19万円の電動レザーシートオプションも追加された、新車車両本体価格が426万円する車両。

これが走行距離17km、そして登録は昨年秋ということで車検が2年8ヶ月付き、もちろん新車保証と3年間のメンテナンスパックであるBMWサービス・インクルーシブ「BSI」(エンジンオイル交換、ブレーキフルード交換、ワイパーブレード交換、エアフィルター交換、定期点検等々)も無料付帯。これで325万円(諸費用込で345万円)というプライスタグを付けていました。新車より101万円ダウンです。

BMW 118i Mスポーツ

  • 走行距離 15km
  • 車検 2年7ヶ月付き
  • 車両定価 377万円+オプション9万円=386万円
  • 本体価格 250万円

同じくF系1シリーズ ガソリンの118iMスポーツが走行距離15km、昨年秋登録で車検2年7ヶ月付き、新車保証+BSIで本体価格250万円(諸費用込で270万円)というプライス。新車より136万円ダウン。

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BMW X1未使用車

次にXシリーズのエントリーモデルとなるX1の未使用車実例。

BMW X1 18d xLine

  • 走行距離 15km
  • 車検 2年6ヶ月付き
  • 車両定価 498万円+オプション10万円=508万円
  • 本体価格 388万円

昨年夏登録のBMW X1 ディーゼルの18d、グレードはSUVらしさを強調したxLine、定価はオプション込で508万円となる車両が、走行距離15kmで388万円(諸費用込で407万円)。新車より120万円ダウン。

BMW X1 18d Mスポーツ

  • 走行距離 80km
  • 車検 2年7ヶ月付き
  • 車両定価 517万円+オプション10万円=527万円
  • 本体価格 385万円

昨年夏登録の同じくX1 18dの最上位グレードであるMスポーツにコンフォートパッケージ(10万円)がついた定価527万円の車両が、驚くことに前項の18d xLineより安い385万円(諸費用込で404万円)という価格。こちらはなんと新車より142万円ダウン!

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BMW X2未使用車

続いて、まだデビューして日の浅いX2の未使用車実例。

BMW X2 20i MスポーツX

  • 走行距離 10km
  • 車検 2年8ヶ月付き
  • 車両定価 515万円+オプション41万円=556万円
  • 本体価格 428万円

昨年秋登録、走行10km、オプション盛り盛りで定価556万円のBMW X2 20i MスポーツXが、本体価格428万円!ということで新車より128万円ダウン。

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BMW X3未使用車

Xシリーズの上位モデルである新型のX3で探してみます。

BMW X3 20d Mスポーツ

  • 走行距離 20km
  • 車検 2年4ヶ月付き
  • 車両定価 710万円+オプション29万円=739万円
  • 本体価格 583万円

こちらも高年式で走行20km、ハイラインパッケージ29万円がついて583万円(諸費用込で609万円)、新車より156万円ダウン。

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BMW 3シリーズ未使用車

続いて3シリーズの未使用車実例。

BMW 3シリーズ 320d Mスポーツ

  • 走行距離 17km
  • 車検 2年5ヶ月付き
  • 車両定価 608万円
  • 本体価格 373万円

昨年夏登録の未使用車で、走行17km、定価608万円の320d Mスポーツがこちらはなんと373万円(諸費用込で398万円)、新車より235万円ダウン!

高年式の3シリーズディーゼル320dのMスポーツが400万円切っています。例えばマツダアテンザやスバルレヴォーグの中古車も良いものはこれくらいのプライスレンジで売られている事を考えると、かなりお買い得だということがわかります。下位モデルだとそもそもの値段も相まって、新車との価格差120〜140万円位が限界のようですが、上位モデルになるとこの幅が更に広がる傾向にあります。

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BMW 5シリーズ未使用車

高級サルーンとして名高い5シリーズをチェック。

BMW 5シリーズ 523d Mスポーツ

  • 走行距離 15km
  • 車検 1年4ヶ月付き
  • 車両定価 766万円+オプション63万円=829万円
  • 本体価格 558万円

こちらは一昨年冬登録につき、車検は1年4ヶ月付き。車両価格766万円に対しデビューパッケージ(63万円)がついてお値段829万円。これが現在558万円(諸費用込で582万円)の値段で売られており、つまりは新車との価格差なんと271万円

1シリーズ1台分の価格差が付いています。もちろん新車保証と初回車検までのBSI付き。

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憧れのBMWを未使用車で手に入れる。

いかがでしょうか。ご覧のように特に上位モデルでは新車価格より200万円以上も安くなっているパターンも確認出来ました。5シリーズなどは元々の値段が高い為にそれでもいいお値段になっていますが、1シリーズ、X1、X2、3シリーズなどはかなり現実的なプライス、国産の新車や程度のいい中古車と比べても競争力のある値段になっています。

BMW=高級車のイメージがあり、実際にもそうなのですが、ひとつ買い方を工夫すれば我々庶民でも届く範囲で憧れのBMWライフを手に入れる事が出来ます。マツダ、スバル等国産の新車を買えるお金で、中古とは言えほぼ新車に近い状態のBMWを購入することが出来ます。もちろん新車保証やメンテナンスパックも付きます。

例年3月は新車販売の駆け込み期で大幅な値引きが付くのが定説です。私自身の商談経験では新車のX1に60万円の値引きが付いた事はありました。が、未使用車と同等レベルの、例えば100万円を超える値引きというのは万に一の世界でしょう。

なぜか輸入車の中でも中古市場に出回るBMWの未使用車率は突出していて、上位モデルでもちらほら確認出来るのが現状です。下位モデルなら台数もかなり多い。

「いつかはBMWに」と考えている方は是非一度未使用車を探してみてください。

そしてもう一点は、現愛車をなるべく高く買い取ってもらうこと。一般的には販売店での下取りより街の買取店の方が高い値段で買い取ってくれる場合がほとんどです。

一旦、下取り額を聞いておいてから、買取店での交渉を行うのも手でしょう。

買取店での査定申し込みはネットからまずは一括査定を申し込むのが最良です。数店舗の買取見積を突き合わせて、最も高い値を付けたところで売る。

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